石村湖の水位低下現象、9号線・第2ロッテワールド工事が原因=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.07 09:59
第2ロッテワールドと地下鉄9号線工事がソウル松坡区(ソンパグ)石村(ソクチョン)湖の水位低下をもたらした主要原因に挙げられている。ソウル市都市安全本部のキム・ジュンギ本部長は「韓国農漁村工事に依頼して石村湖一帯を調査した結果、水位低下現象は第2ロッテワールドや地下鉄9号線、周辺の新築建物8カ所の工事の影響を複合的に受けたものだと分析される」と6日、発表した。
ソウル市によると、2010年までに平均4.68メートルを維持していた石村湖の水位は、翌年10月から次第に低くなり始めた。2013年10月には最低数値(4.17メートル)を記録した。その後、ソウル市は石村湖への水供給を拡大し、現在は平均水深4.8メートルを示している。水位変化期間は第2ロッテワールド(2010年11月着工)と地下鉄9号線の3段階区間(総合運動場~報勲病院、2012年4月着工)が大規模掘削工事を進めた時期と重なる。第2ロッテワールドはロッテ建設が、地下鉄9号線はサムスン物産・SK建設・ロッテ建設が施工を引き受けた。