【コラム】韓国にウォーレン・バフェットがいない理由(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.30 14:49
ウォーレン・バフェット氏は、追従者をいつも感動させる。28億4000万ドルの価値がある会社の株式を寄付するという数日前の発表だけでもそうだ。韓国のお金で何と3兆2000億ウォンだ。寄付総額はすでに255億ドル、30兆ウォンに肉迫する規模だ。感激するほどだ。そして不満に思う。韓国には、なぜこんな企業家がいないのか。
人々はこういう考えをしてみる。バフェット氏が韓国人ならばどうだったのだろうか。韓国の企業風土が少しでも変わったのではないか。だが容易ではなかっただろう。結論から話してみよう。バフェット氏が韓国で生まれていたら、寄付どころか企業を育てることからして不可能だっただろう。