ソプラノ歌手チョ・スミ「統一すれば北の音楽家と必ず記念公演」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.29 17:25
ソプラノ歌手チョ・スミ氏(スミ・ジョー、53)の目が赤くなった。ロシア・モスクワ国立音楽院で公演を終えた後、「統一すれば北朝鮮の音楽家とともに記念公演をする考えがあるか」という質問を受けてからだ。チョ氏は「光復(解放)60周年を迎えて北のソプラノ、テノール歌手と公演をした。公演後はお互い抱き合い、いつまた会えるだろうかと思いながら泣いたことを覚えている」とし「統一すれば大きな喜びのためきちんと歌えるか分からないが、機会があれば私が抜けてはいけないようだ」と答えた。
チョ氏は27日午後(現地時間)、モスクワ国立音楽院ボリショイホールで開かれた「韓露修交25周年記念音楽会」で公演した。この日の音楽会は、ロシアのウラジオストクからドイツのベルリンまで1万4400キロを列車で走りながら平和と統一の民間外交使節の役割をしている「ユーラシア親善特急」が準備した。音楽会にはロシアのテノール歌手アルチョム・サフロノフ氏、指揮者フェリックス・コロボフ氏らが参加した。ユーラシア親善特急隊員約200人とモスクワ市民1550人など約1800人がボリショイホールを埋めた。