中国、日本防衛白書を「悪意的に中国の脅威を誇張して緊張作り出している」

ⓒ 中央日報日本語版2015.07.22 15:57

中国外交部は日本が今年の防衛白書で中国の脅威などを誇張したことに対して強い不満と反対の意を表した。

中国外交部の陸慷報道官は２１日、外交部のホームページを通じて発表した「記者との問答」形式の声明で、日本の防衛白書が再び事実を無視して中国の正当な軍事力の発展と海洋活動を批判したと伝えた。

また、日本が「悪意的に中国の脅威を誇張してわざと緊張を作り出している」と非難した。

陸慷報道官はあわせて「日本と領有権争いのある釣魚島（日本名・尖閣諸島）は中国固有の領土で、釣魚島領海の巡察と法執行活動は中国の主権行使で固有の権利」と主張した。

先立って日本は２１日に発表した２０１５年防衛白書で「中国側が一方的な開発を進めていることに対して、我が国から繰り返し抗議をすると同時に、作業の中止を求めている」と紹介した。