中国企業「セウォル号に穴開けず、鉄板で支え引き揚げる」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.16 09:45
沈没したセウォル号が、当初の予想よりも3カ月早い来年7月頃に引き揚げられるものとみられる。セウォル号を引き揚げる優先交渉対象企業に選ばれた上海サルベージ・コンソーシアムが、引き揚げ時期を操り上げると明らかにしたためだ。コンソーシアムの持分の70%を持っている上海サルベージは中国の交通運輸部所属の国営企業で、昨年の売上額が3220億ウォン、1400人余りの救難専門担当者を保有している。先月、揚子江で沈没した旅客船を引き揚げた企業だ。
海洋水産部は15日、セウォル号の船体引き揚げ企業選定のための評価結果を公開した。優先交渉対象企業である上海サルベージ・コンソーシアムに続き、2位の企業にチャイナ煙台サルベージ・コンソーシアム(中国)、3位にタイタン・マリタイム・コンソーシアム(欧州)を選定した。海水部は20日から上海サルベージと交渉を始める。細部の作業方法と契約条件に合意すれば最終契約を締結する。合意されなければ2位の企業と交渉をする。