「米マイクロンを買収」…中国が半導体に勝負かける
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.15 11:40
14日のウォールストリートジャーナルとブルームバーグによると、中国国営半導体メーカーの紫光集団が米マイクロンテクノロジー買収の意向を明らかにした。マイクロンはDRAMとNANDフラッシュのようなメモリー半導体市場でサムスン電子とSKハイニックスに次ぐ3位を守っている。紫光集団が提案した買収金額は230億ドルに達する。紫光集団の趙偉国会長はブルームバーグとの電話インタビューで、「マイクロンとの協力への関心が非常に高い」と話し買収説を裏付けた。マイクロンはこの日、今回の買収提案と関連した公式な立場を出さなかった。
全売り上げの60%以上をDRAMで稼ぐマイクロンは、パソコン市場の縮小で業績不振を経験した。DRAM価格下落で1~3月期の売り上げは25億3700万ドルと前四半期より9.9%、前年同期より6.1%減少した。