주요 기사 바로가기

「韓国・世界の造船海洋産業ウィンウィンのため努力する」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.03 11:20
0
「お会いできて光栄です。イム・ギ・テクです」

先月30日、英国・ロンドンで開かれた国際海事機関(IMO)理事会で「世界海洋大統領」と呼ばれるIMO事務総長に当選した林基沢(イム・ギテク)釜山(プサン)港湾公社社長(59)は自身の名前を1字1字、力を込めて言った。2日午前に尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官、兪奇濬(ユ・ギジュン)海洋水産部長官が参加して行われた合同記者会見でのことだ。

 
林氏の経歴は格別だ。彼は馬山(マサン)高校を出て韓国海洋大学の航海学科を卒業したマドロス(外航船船員)出身だ。大学卒業後6年間航海士として船に乗った後、1985年に海運港湾庁の船舶事務官に任用された。林氏はそれ以降、海洋水産部の課長・局長時代に3年ずつ6年間、IMOに派遣されて働いた。マドロスから公務員への変身について林氏は「数年間船に乗って他の国の海運当局の動きなどを観察して政府でも仕事ができると考えた」と話した。

林氏は「韓国の海運造船に関する技術とノウハウをIMOを通じて他の国で採択することができるようにし、韓国と世界の海洋産業が「ウィンウィン(Win-Win)」になるようにする」とし、「先進国と開発途上国間の格差を減らして和合(harmonization)を中心にIMOを導いて行くようにする」と抱負を明らかにした。

林氏は初めから「有力候補」だったわけではない。今回の選挙では林氏を含め6カ国から候補が出た。そのうちヨーロッパの硬い支持を受けるデンマーク候補が最も有力だった。

林氏と韓国政府が立てた戦略は中南米の攻略だった。今年4月、朴槿恵(パク・クネ)大統領は南米歴訪中にブラジル・チリ・ペルーなどIMO会員国に林候補の支持を訴えた。その結果、世界最大海運国の中の1つであるパナマも先月24日、林氏支持を宣言した。林氏は「大統領の南米歴訪を契機に中南米を韓国の支持基盤にすることができたことが選挙戦略に大いに役に立った」と話した。

IMOの選挙規定も利用した。IMOは過半数の得票者がいない場合、最低得票者を除いて過半数得票者が出るまで再投票をする。兪奇濬長官は「分析結果、1次では韓国の得票が少ないと出た」とし、「支持候補が脱落した国家を相手に『2次投票からは韓国を支持してほしい』と説得したのが功を奏した」と話した。戦略はそのまま受け入れられた。1次投票の際、林氏は10票でデンマーク候補(12票)に押されたが、2次投票で14票でデンマーク(10票)を先んじた。結局、最後の5次投票では26票対14票で先んじた。スリリングな逆転ドラマであった。

林氏の任期は来年1月に始まる。任期は4年で再任可能だ。林氏は「準備を着実にして良い姿をお見せする」「特に潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が国際社会で良い役割をたくさんしているので、行ってお目にかかって教えをよく受け、IMOでも韓国人の誇りを生かす」と話した。

尹長官は「潘基文国連事務総長が当選したことで『潘基文効果』という言葉があったが、今回『林基沢効果』というのが出そうだ」とし、「国際舞台で韓国人の高位職進出が今後大いに活性化し、若い世代が世界舞台に進出するのに役に立つだろう」と話した。

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP