北朝鮮の特殊部隊、DMZで夜間「埋伏」急増…GP襲撃狙う?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.03 10:17
先月27日午前、中東部戦線を管轄する江原道華川郡(カンウォンド・ファチョングン)の最前方部隊が非常事態を迎えた。非武装地帯内に設置したGP(Guard Post=境界哨所)とGOP(General Outpost=一般前哨)の熱線観測装備(TOD)で、発熱物体を示す白い点が同時に確認された。この点は鉄柵に沿って休戦ライン一帯を徐々に動いた。該当哨所はもちろん、師団の後方部隊も万一の状況に備えるために出動の準備をした。同じ状況は先月25日にもあった。軍当局は「点」の正体が確認されず、まだ未確認物体と判断して分析中だ。
これに関し国防部の関係者は2日、「休戦ライン一帯で鹿などが人のように見えて非常事態になったりするが、動物と見るには速度があまりにも遅く、偵察の速度と似ていた」とし「最近、北の軍が例年とは違い夜間に鉄柵内に『埋伏組』を投入していて、点の正体は北の軍の埋伏組ではないかと疑っている」と伝えた。この関係者は「埋伏組は通常、鉄柵内で1泊2日の作戦をして消えるが、2泊3日の場合もある」と話した。