韓国の大企業、１－３月期の売り上げ大幅減少…１２年ぶり最大幅

ⓒ 中央日報日本語版2015.07.02 15:46

今年１－３月期の韓国の大企業の売り上げが大幅に減少したことが分かった。

２日、韓国銀行が国内の外部監査対象法人１万６０００社余りの中で３０６５社の企業を標本調査して発表した「１－３月期企業経営分析」統計によれば、調査対象の法人企業の売上額が１年前と比較して４．７％減少した。

企業規模別には大企業（マイナス５．５％）の売り上げ減少率が中小企業（マイナス０．６％）よりも大きかった。特に大企業の売り上げ減少率はクレジットカード大乱や新型肺炎の余波で景気が振るわなかった２００３年７－９月期（マイナス６．３％）以来、最も大きかった。

韓国銀行の関係者は「売上額の減少は、一次的には国際原油価格の下落にともなう輸出価格下落の要因が最も大きく作用した」として「このほかに円安が進んだことと世界需要の不振にともなう自動車・スマートフォン販売の不振も影響を及ぼした」と減少の背景を説明した。