朴大統領に批判された与党院内代表「青瓦台と疎通できない点、恐縮」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.26 16:25
セヌリ党の劉承ミン(ユ・スンミン)院内代表の選択は、ひとまず「突破」だった。ただし青瓦台(チョンワデ、大統領府)に向けては低姿勢を取った。劉院内代表は25日、議員総会が終わった後に記者たちと会って「政権与党の院内代表と青瓦台の間に物足りなさがあった、意思疎通がうまくいかない問題があったのは私が申し訳ないと思っている」として「私自身を振り返ってみて、改めて党政関係についての不安を心から私が受け止めるきっかけになった」と話した。劉院内代表はこの日の議員総会でも「青瓦台の家族らと共に党政関係を改善する」として“家族”という表現を使った。昨年10月の国政監査の時、米国と中国の間の戦略なき外交を批判して「青瓦台の子供たち」と批判したのとは対照的だった。
議員総会のまとめの発言では「今後、党政関係を回復できる道を探してみる」として「私に対する辞任要求は『もっとうまくやりなさい』というムチとして受け止め、もっと一生懸命にやる」と明らかにした。劉院内代表は「去就問題についてはもう少し悩んでみる」としたが、劉院内代表は辞任はしないというのが側近の説明だ。あるセヌリ党議員は「劉院内代表の立場としては、このように大統領に押し出されて辞めることになれば政治生命が終わると判断したようだ」と話した。