【社説】今こそ韓日首脳会談を慎重に論じる時だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.23 10:58
昨日、韓日国交正常化50周年を迎えて両国首脳がソウルと東京で開かれた祝賀レセプションにそれぞれ参加し、希望のメッセージを交換した。史上最悪に近かった韓日関係が、せっかく和解の糸口を見つける契機をつくったという点で鼓舞的なことだ。
過去50年間、韓日両国は愛憎が交差する時代を歩んできた。両国関係は1970年代の金大中(キム・デジュン)拉致事件および文世光(ムン・セグァン)狙撃事件で国交断絶の話が出てくるほど悪化した。2000年代、韓流に代表される文化交流で韓日関係は最高の時期も謳歌した。だが両国関係は李明博(イ・ミョンバク)大統領の2013年の独島(ドクト、日本名:竹島)訪問から悪化の一路をたどった。このような時点でかちこちに凍りついていた両国関係が雪解けムードに入ったのは幸いだ。