MERSの悪材で韓国の今年の成長率2.8%の予想
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.18 08:58
韓国金融研究院が今年の経済成長率を2.8%と予想した。主要機関が2%台の成長率を公式化したのは今回が初めてだ。韓国経済の支えだった輸出の増加傾向が明確に弱まっているのに対し、内需回復傾向は依然として微弱で、ここに中東呼吸器症候群(MERS)という悪材まで加わったためという説明だ。
金融研究院は17日、経済見通し修正発表を通じ今年の国内総生産(GDP)増加率が2.8%にとどまると明らかにした。昨年10月に出した3.7%より0.9ポイント引き下げたもの。2%台の成長率が現実化する場合、2013年の2.9%から2014年の3.3%と回復傾向を見せていた韓国経済は1年で再び鈍化することになる。