休校が1869校に…子供を“MERS清浄地”に行かせる保護者も=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.08 10:11
週末の大韓民国の風景は荒涼としていた。中東呼吸器症候群(MERS)の懸念が広がる中、市民は外出を控えて家の中で休日を送るところが多かった。特に、首都圏の学校を中心に大規模な休校が実施されている。
京畿道(キョンギド)教育庁は7日、水原(スウォン)・平沢(ピョンテク)・華城(ファソン)・烏山(オサン)・龍仁(ヨンイン)・安城(アンソン)・富川(プチョン)など7地域の幼稚園と小・中・高校に対し、8~12日に休校令を下した。対象は幼稚園324カ所、小学校370校、中学校109校、高校37校など計1255カ所だ。ソウル市教育庁も保護者の不安が大きい点を考慮し、江南(カンナム)・瑞草区(ソチョグ)のすべての幼稚園・小学校(合計126カ所)に対して8~10日に休校にするように命じた。休校令の対象から外れた学校も、学校長の判断で休校にすることができる。