주요 기사 바로가기

MERS「地域利己主義」…仁川・江原・忠清北、他地域の患者拒否(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.04 10:15
0
3日午後、忠清北道忠州市(チュンチョンブクド・チュンジュシ)にある公共研修院の進入路は、防疫車両と救急車両で渋滞していた。政府がここを中東呼吸器症候群(MERS)感染が疑われる人々を集団隔離する施設として活用するという方針を立てると、地方公務員たちが入口をふさいだのだ。

保健福祉部は先月31日、研修院をMERS隔離対象者の施設に指定して運営するよう伝えた内容の公文書を忠清北道に送ると、忠清北道と忠州市が激しく反発している。福祉部が任意の隔離者移送に備えて市役所の職員4人で24時間監視体制を取っている。チョ・ギルヒョン忠州市長は「MERS発生地域でもなく、研修院近くには街や学校・保育園があり適していない」と主張した。

 
MERS患者と隔離対象者が増えながら政府と地方自治体間の対立が深まっている。他地域の患者を自分たちの地域に受け入れることはできないという「地域利己主義」的な現象もあらわれている。

1日、福祉部は各地方自治体に「MERS患者ら隔離病床活用」の協力要請の公文書を送って患者居住地域に関係なく病床活用を要請した際の積極的な協力を依頼した。これに対して仁川市は3日「これ以上ほかの地域のMERS患者を受け入れない」と公開的に反発した。前日、疾病管理本部がMERS確診判定を受けた50代女性を事前協議なしに仁川市のある大学病院に送ったことへの抗議だった。この女性は京畿道(キョンギド)のある病院でMERS確診判定を受けてソウルのある病院で治療を受けたが仁川に移送された。シム・ジェボン仁川市保健政策課長は「仁川ではまだMERS患者が発生していなかったが、他地域の確定患者を送って市民が不安に思っている」としながら「これからは事前通報なしに仁川に患者を移送すれば、各病院に連絡して患者を受け入れないようにする」と話した。江原道(カンウォンド)は他地域の患者が道内にある国家指定隔離病床から移送されてくることに反対の立場を明らかにした。キム・チュングン江原道保健政策課長は「地域でのMERS患者の発生に備えて隔離病床を残しておかなければならず、患者が移送されてくるだけで拡散リスクが生まれるという判断から福祉部の要請を断った」と話した。


MERS「地域利己主義」…仁川・江原・忠清北、他地域の患者拒否(2)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP