京南企業のランドマーク72売却…潘基文の弟ギサン氏関与疑惑=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.15 14:02
京南企業のベトナムの「ランドマーク72」ビルの売却をめぐって議論がふくらむ中で、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の弟パン・ギサン元京南企業顧問(69)が売却の推進過程で深く関与したという疑惑が提起された。パン元顧問は売却議論の中心人物であるパン・ジュヒョン氏(37、米国名デニス・パン)の父で、2008年から今年3月まで京南企業の常任顧問をつとめた。
パン元顧問の関与疑惑が提起されたのは、ビル売却の推進過程で京南企業の実務者とパン・ジュヒョン氏がやりとりした電子メールを通じてだ。ジュヒョン氏は2013年9月25日に京南企業の実務者に送った電子メールで「カタール国王と国連事務総長が国連で公式会談(official meeting)を行い、私が知るところではパン顧問の要請で京南企業のランドマーク72について言及があった」と記していた。父のパン元顧問がビル売却の交渉を手助けたというような内容を京南企業側に知らせたのだ。ジュヒョン氏は別の電子メールでも「パン・ギサン顧問から連絡を受けました。要請された公文書および現在の進行状況を整理して送ります」としていた。