<北、SLBM>探知・先制打撃・迎撃難しく、キルチェーン・THAAD無力化を懸念(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.11 10:33
北朝鮮のSLBM能力に対する専門家の分析は分かれる。ひとまず軍当局は8日の射出実験は成功したと評価している。ただ、ダミー(Dummy、模擬弾)で実施し、実際のミサイルを確保したかどうかは確認できなかったという。しかし現在の流れなら北朝鮮が射程距離数千キロの弾道ミサイルを潜水艦に搭載するのも時間の問題だという評価がある。
ムン・グンシク韓国国防安保フォーラム局長は「北は30年ほど前からSLBMを搭載できる旧ソ連の潜水艦(ゴルフ級)を導入し、研究してきた」とし「最近、新型潜水艦を開発するなど潜水艦を攻撃用に拡大する戦略を立てたとみられる」と述べた。初期段階だが、長期にわたり研究してきたうえ、水中発射実験をするほどSLBMの脅威が現実化したという意味だ。