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【社説】公務員年金改革も消化できない情けない大韓民国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.07 14:19
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昨日、公務員年金改革案の国会本会議処理が結局、白紙になった。公務員年金を改革する能力がない政界が、国民年金に誤って足を踏み入れたことで大混乱している。公務員年金改革が水の泡になった中、国民年金にまで手をつけ、信頼の危機まで招いた。

韓国社会は今回、底を見せた。青瓦台(チョンワデ、大統領府)は批評ばかり並べ、与野党は利害当事者の公務員団体を交渉に引き込んだため、始終一貫して振り回された。与野党は老壮年層の票を意識し、彼らの老後と既得権維持にばかり目を向け、今後迫ってくる負担は青年層と未来世代にすべて押しつけた。これに刺激された20、30歳代が国民年金から一斉に離脱しないか深く心配される。

 
与野党は今月中旬、ワンポイント国会を推進するという。もう国民年金の所得代替率50%のような話にならないことは忘れなければいけない。ひたすら公務員年金改革だけに集中する必要がある。今回の事態で学んだ「悪魔は細部に宿る」という教訓を銘記しなければいけない。そうしてこそ政界は今回の失敗を公務員年金を改革するきっかけにできる。

これまで俎上に載せられた公務員年金改革案の問題点は一つや二つでない。重要なことから正さなければいけない。拙速改革により目も向けられなかった公務員年金と国民年金の統合が最優先検討対象にならなければいけない。支給率を1.9%から1.7%へと0.2ポイントしか削減できず、財政節減効果が当初より84兆ウォン(約9兆円)も減った点も手を加える必要がある。支給率を20年かけて徐々に削減する方法で、40代半ば以上の公務員が抜けるよう設計したのも正すべきだ。

国民年金の所得代替率は与野党が好き勝手に決める事案ではない。国の未来と2113万人の国民の老後がかかっている。2060年の基金枯渇を前提に所得代替率を50%に引き上げるものの、保険料は1%ポイントだけ上げるという野党の主張は牛も笑う。積立金を引き出して使った後、その時になって必要なだけ毎年保険料を受ける賦課方式でいこうという意味だが、現在9%の保険料にも苦しむ国民が25%の保険料に耐えられるだろうか。子孫にも向ける顔がない。国民年金に手をつけるには国民の同意を先に得て厳重な手続きを踏まなければいけない。

今回の事態は政界が間違って年金改革に手をつければどんな災難を迎えるのか、「年金の政治化」がどれほど危険かを如実に見せた。票を計算して公務員団体に振り回されれば、どういうことになるかも悟らせた。ワンポイント国会まで短い時間に問題点を補完するものの、それが十分でなければ、公務員団体を除いた議論機構を作り、根本的な改革案を用意するのがよい。国民年金の所得代替率数値を40%と50%の間で適当に野合しようとするべきでない。失敗は一度で十分だ。

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