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【コラム】習近平が描こうとする新しい国際秩序(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.22 10:30
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昨年秋、中国の上海に政府・大学・研究機関の外交専門家およそ30人が集まった。習近平国家主席の執権後の中国外交戦略を点検する場だった。この日、中国外交の問題点の一つとして、新しい概念があまりにも多く登場しているという指摘があった。新型大国関係、命運共同体、アジア新安保観、一帯一路などだ。

にもかかわらず、中国は国際社会が今年必ず注目するべきもう一つの新造語を出した。「新型国際関係」がそれだ。習近平が口頭で強調してきたこの言葉が先月、李克強首相が全国人民代表大会(全人大)で明らかにした政府業務報告に初めて公式的に含まれ、世界の耳目を集中させているのだ。中華圏のメディアは今年を習近平が世界秩序を新たに描く元年になるという見方まで示している。

 
習近平がいう新型国際関係とは何か。まず歴代中国指導者の国際観を振り返る必要がある。毛沢東はこの世で戦争は避けられないと考えた。彼は戦争で平和を維持する(以戦保和)という判断の下、朝鮮戦争に参戦した。鄧小平は違った。米国とソ連が均衡を維持し、大きな戦争はないと判断した。世界の主流は平和であり、中国はこの機会を最大限に活用して発展しなければいけないと考えた。過去30年間、中国を改革・開放の道に率いることになった理由だ。

習近平は世の中をどう見ているのか。長期にわたり国際社会は大国が勢力を分けて対立し、小国は大国のどちらか一方に列をつくる冷戦構図を形成した。その後、ソ連の解体とともにこの冷戦構図が崩れたが、敵と味方を区分する冷戦的な思考は続いているとみている。仮想の敵を想定し、これに対抗するために固まる同盟体制がまだ残っているのは、このような理由からだという。

習近平は今は国際秩序も時代によって変化するべきだ(与時倶進)と主張する。彼は世界のすべての国が運命共同体だと話す。勝者があらゆるものを独占する時代は終わったとみている。新しい国際秩序は世界各国の国民の要求をすべて満足させなければいけない。「合作とウィンウィンを核心とする新しい国際秩序」の新型国際関係を作るべきということだ。

このような新しい国際秩序の中では、世界のどの国でもその大きさや強弱、貧富に関係なく、すべて平等な待遇を受けなければいけない。また、各国の国民は自分が選択した発展の道を歩めるよう尊重されなければいけない。「靴が足に合うか合わないかは自分が履いてみれば最もよく分かる(鞋子合不合脚 自己穿了才知道)」というのが習近平の持論だ。

米国は自らの価値観を基準に世界を裁断してはいけないと示唆している。それでも米国が主導する現体制を覆すつもりはないと話す。中国はこうした能力もなく、そのような意思もない。中国はすでに世界各国と同じ船に乗っている。ただ船が正確な方向へ安全に航海できるよう助けるだけだ。中国が望むのは、現秩序の一部の不合理な点を修正し、現国際体制をより完璧にするというものだ。


【コラム】習近平が描こうとする新しい国際秩序(2)

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    2015.04.22 10:30
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    イラスト=キム・フェリョン
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