「たばこ箱の警告表示図義務化」、韓国で12回目の立法目指すも国会で議論続く
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.21 15:57
たばこの箱の警告表示図が義務化された国は、タイ・豪州のほかにカナダやフランスといった先進国からブラジル・インドなど開発途上国に至るまで多様だ。今年基準で世界保健機構たばこ規制枠組み条約(FCTC)180加盟国の中で77カ国(43%)が警告表示図を挿入している。来年、欧州連合(EU)28加盟国も警告イラストを義務化すれば計95カ国まで増える展望だ。
各国の警告表示図の挿入は全般的な喫煙率減少につながった。2001年に世界で初めて警告表示図を導入したカナダが端的な例だ。2000年に24%だった喫煙率は制度が導入されて5年後の2006年には18%まで落ちた。特に青少年(15~19歳)の喫煙率が同じ期間に25%から16%に下がり、減少傾向ははるかに早かった。