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<成完鍾リスト波紋>朴大統領「過去から現在までの問題、政治改革レベルで明らかにすべき」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.16 13:54
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朴槿恵(パク・クネ)大統領が「成完鍾(ソン・ワンジョン)リスト」政局を正面から突破するという意志を見せた。「腐敗剔抉」と「政治改革」を強調しながらだ。16日に南米訪問に出発するが、その前日に出したメッセージだった。

朴大統領は15日、セウォル号1周忌関連懸案点検会議で、「腐敗問題はどんなことがあっても国民の前で一つ一つ明らかにし、根絶しなければいけない」とし「不正腐敗に責任がある人は誰であっても許されない」と述べた。「国民の血税を浪費して国家財政を厳しくする積もり積もった積弊や不正腐敗を根絶しなければ、経済再生努力は底の抜けた瓶に水を注ぐようなものだ」とも語った。

 
青瓦台(チョンワデ、大統領府)の関係者は「李完九(イ・ワング)首相をはじめ『成完鍾リスト』に含まれた8人の人物のうち、誰であっても不正の事実が明らかになれば擁護しないということ」とし「不必要な疑惑が拡大再生産されるのを遮断するという意味も込められたと見るべきだろう」と説明した。

続いて朴大統領は「最近、極端な問題(成完鍾元京南企業会長の自殺)が発生して残念だが、だからといってこの問題をここで伏せて済ませれば、我々の未来は見えない」と述べた。成完鍾リスト波紋でブレーキがかかった検察の資源外交不正捜査も再開すべきという意味だ。朴大統領の発言はこれで終わらなかった。朴大統領は「この機会に過去から現在まで我々の政治で問題がある部分は、政治改革レベルで完全に明らかにする必要がある」と強調した。朴大統領はこの日、「政治改革」という言葉を3度も使った。

注目されるのは「過去から現在まで」という表現だ。成完鍾リストで触発した検察の捜査を現政権の問題に限定しないという意味だ。特に成氏が2回赦免を受けた盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時の問題まで調べるべきだという意味が内包されているというのが、与党関係者の説明だ。

与党の関係者は「朴大統領が不正腐敗に関与した人物に対する問責の意志を表し、この機会を過去の政府を含めて政界を浄化し、積弊を取り除く契機にしようとしている」と話した。


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    <成完鍾リスト波紋>朴大統領「過去から現在までの問題、政治改革レベルで明らかにすべき」(1)

    2015.04.16 13:54
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    朴大統領が15日午後、政府ソウル庁舎でセウォル号1周忌関連懸案点検会議を主宰した。朴大統領はこの席で、「不正腐敗に責任がある人は誰であっても容認しない」とし「セウォル号のような問題も積もり積もった腐敗と不正、適当に見逃す態度がこうした惨劇が生じたのではないのか」と述べた。
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