韓国の携帯電話価格が最近３年間、世界で最も高い水準であることが調査された。

１０日、韓国国会の未来創造科学放送通信委員会所属の文炳浩（ムン・ビョンホ）議員（新政治民主連合）が市場調査機関ガートナーの調査結果を引用し、韓国の携帯電話価格が３年連続でＯＥＣＤ（経済協力開発機構）２９カ国のうち１～２位を争っていることを公表した。

この調査結果によると、２０１２年韓国フィーチャーフォン価格（２３５．９ドル）は日本（２６８．０ドル）に続き２位だった。だが、２０１３年２３０．６ドルで１位に上がり、昨年も２３０．０ドルで１位を維持した。最近３年間、２３０ドル台を維持しているということだ。

韓国スマートフォン価格も２０１２年から３年連続で米国に次いで２位を占めた。昨年３月を基準として、１位米国５５６．０ドル、２位韓国５４６．２ドルでその価格差は１０ドル未満だった。日本は５２１．９ドルで１３位を記録した。

韓国端末機器の価格が高いのは、スマートフォンの価格上昇が原因だったことが明らかになった。韓国フィーチャーフォンの場合、２０１２年から２０１４年の３年間で経常価格が少しずつ落ちているが、スマートフォンの場合は２０１２年４２６．２ドルから昨年５４６．２ドルと２８．２％も上がった。