日米防衛指針に「集団的自衛権の朝鮮半島行使に韓国の事前同意」反映か
ⓒ 中央日報日本語版2015.04.10 13:50
日本が韓半島（朝鮮半島）周辺地域で集団的自衛権を行使する場合、韓国の事前同意を得なければならないという内容を日米防衛協力のための指針（ガイドライン）に反映する案が推進されていることが分かった。
韓国通信社「聯合ニュース」は９日（現地時間）、ワシントン消息筋を引用して「韓国政府は現在、防衛指針改正のために日本と交渉中の米国政府に対し、事前同意についての韓国側の立場が反映されるように多角的な努力を傾けていることを承知している」と伝えた。
これと関連し、韓米両国は今月１４日から２日間、ワシントンで第７回韓米統合国防協議体（ＫＩＤＤ）次官補級会議を開く予定だ。続いて１６日から２日間、韓日米の防衛次官補級が参加する防衛実務者協議（ＤＴＴ）を開く予定だ。
これと関連し、韓国政府高位関係者は、２０１３年１０月ワシントン特派員と記者会見を行った際に、「韓半島主権行使と関連した部分について、日米防衛指針に韓国の立場を反映するよう要求した」と明らかにしたことがある。