ＦＣソウルがウェスタン・シドニー（豪州）戦での誤審に関し、正式にアジアサッカー連盟（ＡＦＣ）に抗議文書を送った。

ＦＣソウル側は８日、「韓国プロサッカー連盟を通じて、７日に行われたＡＦＣチャンピオンズリーグのグループリーグ第４戦であった露骨な判定に対する抗議文書をＡＦＣに発送した」と明らかにした。

アウェーで行われたウェスタン・シドニー戦で１－１の後半４６分、ＤＦイ・ウンヒが放ったボレーシュートは放物線を描いてシドニーのＧＫの手に当たり、ゴールへと向かった。ＧＫはこれを捕球したが、停止画面を見るとボールはすでにゴールラインを越えた状況だった。しかし主審は得点を宣言しなかった。ソウルは逆転のチャンスを逃した。

ソウルはチャンピオンズリーグ１６強入りへの重要な試合で生じた今回の誤審に関し、ＡＦＣ側に深い憂慮とともに積極的かつ詳細な分析を求めた。さらにアジアサッカーの発展のためにゴールラインテクノロジーのようなシステム改善を要請した。

実際、今回の抗議文書は法的効力を持たない。サッカーでは競技後に判定について提訴できる方法もない。ただ再発防止レベルのものだ。