米国とフィリピンが1万人の兵力動員し南シナ海で合同訓練
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.08 11:28
米国とフィリピンが今月末に南シナ海で大規模合同海上軍事訓練を実施する。南シナ海のほとんどの海域で領有権を主張している中国が強く反発することが予想され緊張も高まる見通しだ。
AFP通信は7日、米国とフィリピンが定例合同訓練であるバリカタン訓練が20日から30日までフィリピン西部パナイ島とパラワン島、マニラ北部の旧米空軍基地などで実施されると報道した。訓練海域には中国と東南アジア各国の領有権紛争が続いているスカボロー礁(中国名・黄岩島)から220キロメートル離れたサンバレス海軍基地も含まれている。参加兵力は米軍6650人余り、フィリピン軍5000人余りの1万1650人余りだ。昨年の参加兵力5500人余りの2倍に達する。また、航空機91機と駆逐艦など艦艇4隻が動員され大規模なミサイルと実弾射撃訓練を行う。