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海水部長官「セウォル号被害の収拾費用、計5500億ウォン超」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.08 09:52
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兪奇濬(ユ・ギジュン)海洋水産部長官は7日「セウォル号被害者への賠償・補償や船体引き揚げなどにかかる費用を全て合わせると大体5500億ウォン(約605億円)を超える水準」と明らかにした。兪長官はこの日、国会農林畜産食品海洋水産委員会の全体会議で「被害者の収容や船体引き揚げなどについての全体予算はどれぐらいかかるか」という安孝大(アン・ヒョデ)セヌリ党議員の質問にこのように答えた。兪長官は「これまで必要とされた費用は1800億ウォンで、今後かかる費用は船体引き揚げを前提に3700億ウォンほどになるだろう」と説明した。

3700億ウォンは海水部が今月1日明らかにした人命・油類汚染・貨物賠償金1400億ウォンと引き揚げ費用2000億ウォンに漁業者の損失賠償金、犠牲者・生存者のための生活安定資金などを合わせた金額だ。

 
兪長官はセウォル号船主の清海鎮(チョンヘジン)海運の実際の所有主である故・兪炳彦(ユ・ビョンオン)一家に対する仮差押さえ進行状況についても言及した。彼は「兪炳彦一家の財産と船会社の財産を合わせて保全処分された部分は1281億ウォンだが、全て回収できるかは後で確認しなればならない。一部のお金は保険会社から受けとれると聞いている」と話した。



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