日本のすべての中学教科書 「独島領有権」挑発へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.06 07:47
日本が以前より露骨に不当な独島(ドクト、日本名・竹島)領有権を主張する中学校教科書の検定結果を6日に発表する。政府関係者によると、日本文部科学省は6日、教科用図書検定調査審議会を開き、安倍政権発足後初めて中学校の教科書の検定結果を確定する。今回検定を通過する教科書は独島関連記述で以前より挑発的な表現を使うという。
これは昨年1月の日本の学習指導要領解説書改正当時から予想されたことだ。安倍晋三首相と下村博文文部科学相のいわゆる「保守ライン」は当時、独島に関し「日本固有の領土」「韓国による不法占拠」という表現を使用し、領有権を主張するよう規定した。「我が国と韓国の間に竹島をめぐって主張に相違がある」という以前の解説書に比べはるかに“改悪”された。日本政府は教科書検定基準も改正し、領土問題などの表記に関し「政府の統一された見解を必ず反映すべき」という内容の事実上の「強制措置」を出したりもした。