韓国裁判所「天安艦は北朝鮮の仕業、生徒たちに正確に伝えるべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.03 14:52
韓国教育部が高校の韓国史教科書の内容を修正するよう命じたのは正当だという判決が出された。
ソウル行政裁判所行政5部(キム・ギョンナン部長)は2日、金星出版社の韓国史など教科書6種の執筆陣12人が教育部を相手に出した修正命令取り消し訴訟の宣告公判で「修正命令は適切であり、教育部の裁量権範囲内にある」と明らかにした。裁判所が判断した教科書内容は▼主語が省略された天安(チョナン)艦・延坪島(ヨンピョンド)事件▼6・25韓国戦争(朝鮮戦争)勃発の責任の所在▼主体思想に対する誤解の素地がある説明▼朴正煕(パク・チョンヒ)政権の経済政策など30件だ。裁判所は「修正命令は誤解の素地がある表現を削除・修正させることで生徒たちに正確な情報を伝えるためのもの」としながら「教育部の修正命令の必要性があった」と提示した。