【コラム】韓国は隅々が隠されている宝石だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.12 10:20
過去7年半の間、韓国で過ごしながら時間ができるたびに旅に出た。全羅南道(チョルラナムド)の甫吉島(ポギルド)や薪智島(シンジド)の海がどれくらい美しいのか、慶尚北道栄州(キョンサンプクド・ヨンジュ)の浮石寺(プソクサ)に至る道から遠くの山を眺めるとどれほど気持ちが爽快になるか等を知るようになった。忠清南道泰安(チュンチョンナムド・テアン)の花池(コッチ)海水浴場の夕焼け空と全羅南道順天(スンチョン)の楽安邑城(ナガンウプソン)の民俗村の“粋”も経験してみた。慶尚南道の小毎勿島(ソメムルド)の灯台島で泳いでいた時、心が解放されていく様子も体感した。
韓国の隅々を旅しながら2つのことに気がついた。1つ目は、韓国にはよく知られているところよりも美しく見物の価値がある場所はもっともっと多いということだ。観光客を魅了する潜在力は大きいものの、まだ開発されることも知られることもない「隠れた宝石」が散在している。