「全財産出して歓待」ラクダ料理…朴大統領、中東歴訪中に2回ふるまわれる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.11 10:49
中東で客にラクダ料理をふるまうのは、自身の全財産を投げ出すという意味の最高待遇を意味する。砂漠の遊牧民にとって、ラクダは移動手段であるだけではなく、肉・乳・毛革・骨まで何一つ捨てる部分のない貴重な財産だ。朴槿恵(パク・クネ)大統領が中東4カ国歴訪(1~9日)中、ラクダ料理で2回のもてなしを受けたと青瓦台(チョンワデ、大統領府)が10日、公開した。アラブ首長国連邦(UAE)アブダビのムハンマド皇太子(5日)とカタールのタミム国王(8日)との昼食でだ。
青瓦台は「朴大統領と韓国側の公式随行員のための公式昼食にラクダ料理を提供して最高の歓待意志を表現した」と明らかにした。UAEは3カ月程度に育った幼いラクダを昼食会場でその場で丸焼きにした後味付けしてふるまわれたほか、、カタールでは幼いラクダ肉をゆでて牛肉や羊肉とともに食卓を飾った。朴大統領もおいしそうにラクダ料理を食べていたという。