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<駐韓米大使襲撃>「オバマ大統領が最初に電話」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.09 13:44
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リッパート駐韓米国大使が襲われた事件の後、彼がオバマ大統領の側近であることが再確認された。韓米関係に詳しい消息筋は8日、「事件が伝えられた後、リッパート大使に真っ先に電話をしたのはオバマ大統領」と明らかにした。実務ラインの事態把握電話を除けば、米指導部では最も早かったということだ。この消息筋は「朴槿恵(パク・クネ)大統領もリッパート大使と電話で話したが、オバマ大統領の電話はこれより11時間ほど早かった」と伝えた。

5日午前7時40分ごろリッパート大使が襲われ、2時間も経っていない午前9時26分、米大統領国家安保補佐官室は公式ツイッターに「オバマ大統領がリッパート大使に電話をかけ、大使と夫人の安否を尋ね、快癒を祈った」という内容を載せた。上院議員時代の2007年に自分の補佐官だったリッパート大使が入隊すると「会いたい、弟」というメーセージを送ったオバマ大統領が、今度は真っ先に電話をかけて“弟”の安否を確認したのだ。

 
ローズ米大統領副補佐官は5日(現地時間)、MSNBC放送に出演し、「大統領が昨日電話をかけ、今朝は状況報告を受けた」とし「リッパート大使は大統領の側近(close to the president)」と話した。

アーネスト大統領報道官も6日(現地時間)の定例記者会見で、「大統領が水曜日晩、リッパート大使との電話で(韓国就任後に見せた)驚くほどの業務成果に対する感謝の言葉と快癒を望む気持ちを伝えた」と明らかにした。

リッパート大使はオバマ大統領の上院議員時代から一緒だった“元祖親オバマ”だ。ホワイトハウスには当時から親しかった人たちが布陣している。リッパート大使は自分の友人のデニス・マクドナー(現ホワイトハウス秘書室長)をオバマ陣営に迎え入れた。リッパート大使を「大統領の側近」と公言したローズ副補佐官も、2007年にリッパート大使とマクドナー秘書室長がオバマ陣営に呼び入れた。

しかし側近の大使が襲撃されたという点で韓米外交関係に隠れた負担もある。アーネスト報道官は記者会見中、「率直にいうと、大統領が海外外交官の安全と保護を最優先課題と考えていることを国務省にはっきりと知らせた」とし「このため国務省もこの問題(襲撃事件)を深刻に考えているはず」と強調した。

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