世界最高のデータ速度…SKT-サムスン、MWCで公開
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.25 16:30
SKテレコムは来月2~5日にスペイン・バルセロナで開かれる「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2015」でサムスン電子とともに5世代(5G)移動通信の核心技術の一つ、「3Dビームフォーミング(beamforming)」を公開する。この技術は特定方向に強い電波を送信して電波方向を制御する方式で、超高周波帯域の電波妨害現象を解消する技術だ。3Dビームフォーミングを活用すれば ミリ波(millimeter wave)帯域で7.55Gbps(ギガビット毎秒)の世界最高データ速度を出すことができる。
ミリ波帯域は30~300GHzの超高周波帯域で電波妨害を受けやすく、長距離通信用には不向きだと言われてきた。しかし、移動通信に主に使う6GHz以下の周波数帯域がひっ迫し、5G移動通信サービスのためにはこの帯域を活用できる技術開発が必要だ。SKテレコムとサムスン電子は高速データ伝送のためのアンテナ技術である3Dビームフォーミングを使い、電波妨害問題を解決した。