【社説】安全システムの不在が106台追突事故を招いた=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.13 10:06
「濃霧のため視野の確保が難しい状況で、安全距離の未確保などによって発生した大型交通事故だ」。11日午前に新空港高速道路の永宗(ヨンジョン)大橋で発生した106台の追突事故に対する、警察の中間調査の結果だ。1次原因は霧、2次原因は運転手の安全距離未確保という。乗用車が濃霧の区間に入って速度を落としたが、後ろの観光バスはそのままの速度で走り、最初の追突事故が発生した。
この事故をはじめ同時多発的に追突事故が発生した。激しい気象悪化の中で一部の車は速度を落とし、一部は落とさなかったため、死者2人、負傷73人、106台の追突という大型事故につながったということだ。運転手の安全不感症問題も指摘される。