映画『鳥類人間（Ｔｈｅ　Ａｖｉａｎ　Ｋｉｎｄ）』（原題）が第２２回ＳＸＳＷ（サウス・バイ・サウスウェスト）に招待された。

『鳥類人間』は３月１３日から２１日まで開催される映画祭のＳＸＧｌｏｂａｌセクションに招待され、北米プレミアとして公開される。

ＳＸＧｌｏｂａｌセクションは卓越した演出力を誇る才能ある監督や技巧的に作られたドキュメンタ

リー、海外有数の映画祭で人気を得た映画などを紹介する部門で、今年は『鳥類人間』を含む計８本が上映される。アジア映画では『鳥類人間』が唯一、このラインナップに入っている。

サウス・バイ・サウスウェストは１９８７年スタートして以来、毎年春に米テキサス州を熱く盛り上げている映画と音楽をはじめさまざまな分野が結びついたマルチメディアの祭典。俳優マイケル・ファスベンダー主演の映画『ＦＲＡＮＫ　－フランク』の背景になった夢の舞台でもある。

歴代韓国映画招待作としてはノ・ヨンソク監督の『昼間から呑む』（２００９）、チョ・ウンヒ監督の『内部環状線』（２００５）等がある。サウス・バイ・サウスウェスト側は「『鳥類人間』はそれ自体の独創性だけで驚くほど美しい。この美しい映画をどのように受け入れるか、すでに観客の反応が期待される」と、映画の招待理由を明らかにした。

一方、『鳥類人間』は１５年前に消えた妻を探すために妙齢の女性と旅立つことになった小説家が信じがたい真実を追跡していくミステリーファンタジー。全州（チョンジュ）国際映画祭「デジタル三人三色」プロジェクトを通じて初上映後、「雄壮な文学的ミステリー」「美学的勝利」などの好評を引き出し、その後世界有数の映画祭招待されて映画に対する期待を高めている。韓国公開は２月２６日。