【社説】韓国野党代表は本当に変化したのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.12 13:44
新政治民主連合の文在寅(ムン・ジェイン)代表が昨日発表した主要党職の人選を見ると、派閥葛藤と全党大会の後遺症を収拾しようと努力したことが分かる。まず党の事務総長に孫鶴圭(ソン・ハッキュ)系に分類される梁承晁(ヤン・スンジョ)議員を座らせた。政策委議長には光州(クァンジュ)出身であり丁世均(チョン・セギュン)系に分類される姜琪正(カン・キジョン)議員を任命した。これに先立ち報道官に金槿泰(キム・グンテ)系の兪銀恵(ユ・ウンヘ)議員を任命したのに続き、非盧陣営の金瑛録(キム・ヨンロク)議員(朴智元系)を首席副報道官に抜てきした。
党代表選挙で自分を支援した議員を排除し、金槿泰・孫鶴圭・朴智元(パク・ジウォン)系など各派閥に幅広く配分したという点で評価される。文代表が選挙期間中に強調した党内の和合と国民統合に一歩近づいたと評価できる。代表就任初日には党内の反発にもかかわらず、李承晩(イ・スンマン)、朴正熙(パク・ジョンヒ)元大統領の墓参りをし、過去とは違う姿を見せた。