【取材日記】教師の質が教育の質だ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.12 10:15
「毎日『辞めたい』と不満を言う同僚がいる。『大変なら、もう辞めろ』というともっと不機嫌な声になる。ドラマ『未生』の会社員と比較してみなさい。大変だとしても教師ほどの職業がどこにあるのか」。
仁川(インチョン)のある高校教師キムさん(54)の話だ。経済協力開発機構(OECD)加盟国24カ国を含めた34カ国中で「教師になったことを後悔している」と答えた韓国教師の割合が20.1%で最も高いという記事に接した後の反応だった。インターネット記事の5000件余りのコメントの中には「教師から変わらなければならない」という内容が主流をなした。だが「教師としてやっていくのは大変だ」という現職教師らのコメントも多かった。