米国は無償教育、中国は不良債権、韓国は労働市場が問題(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.02.03 10:43
米国の保守陣営の代表的な経済学者であるグレン・ハバード(Glenn Hubbard)コロンビア大学経営大学院長は「今年の世界経済は米国が主導するだろうが、米国の国内政治が障害物」と診断した。共和党が上下院をいずれも掌握したのにオバマ大統領が「無償専門大学」といったポピュリズム公約を乱発しており、双方が衝突する可能性が大きいということだ。
ハバード院長は中央SUNDAYとのインタビューで「米国は現在の再分配ではなく成長・雇用・生産性の増加を目標にした包括的な税制改編と福祉制度改革が必要だ」と強調した。経営大学院長らしく「MBA(経営学修士)学位は依然として価値が高い」と述べた。