ネクソン代表-NCソフト代表が経営権戦争
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.29 15:29
ネクソンとNCソフトが一つの家族になってから2年半でいがみ合っている。NCソフト株15.08%を保有する最大株主のネクソン(ネクソンジャパン・コリア)が27日、「NCソフトに対して経営権を行使する」と宣言したからだ。昨年10月に「単に投資目的」としてNCソフト株を増やした時とは違う状況だ。2人の創業者、NXC(ネクソン持株会社)の金正宙(キム・ジョンジュ)代表(47)とNCソフトの金沢辰(キム・テクジン)代表(48)の間に何があったのか。
ネクソンとNCソフトは2012年6月に手を組んだ。2人の創業者が決めた「ビッグディール」だった。日本株式市場に上場されたネクソンジャパンがNCソフトの金沢辰代表の保有株14.68%(321万8091株)を引き受けた。1株あたり25万ウォン、8045億ウォン(約860億円)が行き来した。ビッグディール直後、金沢辰代表の手に入った現金8000億ウォンの使い道に世間の関心が集中した。しばらくすると2人が米国のゲーム開発会社EAを買収するために手を握ったと発表され、韓国国内ベンチャー業界の期待を一身に受けた。