青瓦台で新年業務報告…北朝鮮が望む融和策はなし
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.20 14:25
外交安保部処の19日の新年業務報告では、北朝鮮が期待する「大胆な対話提案」や「対北政策の大転換」はなかった。その代わり平和統一基盤構築法(仮称)など法制の準備や統一人材の養成など統一のための基礎体力と骨格を備えることに傍点が打たれた。このため「デパート式の提案にすぎず、北を対話に導く内容はない」(高有煥東国大北朝鮮学教授)構想だという批判が出てきた。
統一部は朴槿恵(パク・クネ)大統領が昨年3月に発表した「ドレスデン構想」を強化する案として、3大通路(民生・環境・文化)開設などの南北交流協力推進計画を報告した。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が1日の新年の辞で「今年、自主統一の大通路を開いていこう」と提案したことに対する呼応であると同時に、「さまざまな分野の通路を通じて南北関係を固めていこう」という逆提案ということだ。