【コラム】疎通なくして経済再生もない=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.19 09:19
疎通はすべての民主社会で重視される普遍的価値だ。フランクリン・ルーズベルト元米大統領は疎通を民主国家の血流に例えた。しかし朴槿恵(パク・クネ)政権発足から2年間、大統領と青瓦台(チョンワデ、大統領府)に向け疎通強化の必要性の声が絶えず続いてきた。
もちろん疎通は大統領と青瓦台だけでなく長官・次官以下全官庁レベルでも円滑におこなわなければならない。事実ひとつのアイデアが具体的な政府政策として立案(あるいは立法化)され当初目的とした効果を得ることになる全過程を疎通過程としてみることができる。すべての政策は政策担当者と専門家間の疎通、政策所管官庁内の縦と横の疎通、政府内関連他官庁との疎通、そして政界(国会)とメディアと対国民疎通過程を経て生産され執行され成果を得ることができるためだ。もちろん当初期待した成果を得るためにはこのようなすべての次元の疎通が円滑になされなければならない。