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韓国各地の鶏・鴨農場に“スタンドスチール”発動

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.16 10:24
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今週末2日間、韓国各地の鶏・鴨をはじめとする家禽類畜産業従事者の移動が全面的に禁止される。高病原性鳥インフルエンザ(AI)の拡散を防ぐためだ。農林畜産食品部は17日午前6時から18日午後6時までの36時間、家禽類に対して「スタンドスチール(Standstill、一時移動中止」)命令を下すと明らかにした。国内でスタンドスチール命令が下されたのは今回が三度目だ。これまでは昨年1~2月、AIを防ぐために二度発動された。農食品部の李千一(イ・チョンイル)畜産政策局長は「全国で散発的に発生しているAIを早期に遮断するため、強力な措置を取ってほしいという生産者団体の要請を受け入れた決定」と説明した。AIは先月26日、京畿道城南(キョンギド・ソンナム)の牡丹(モラン)市場の地鶏から発生してから10日ほど停滞していたが、今月6日に全羅南道務安(チョルラナムド・ムアン)をはじめ14日釜山江西(プサン・カンソ)、京畿安城(アンソン)・驪州(ヨジュ)から相次いで疑いの申告が入った。

移動中止対象は畜産農民や卸売商、運転手ら10万6000人と畜産農場施設3万1000ヶ所だ。スタンドスチール期間中は、農民は家畜を他の所に移すことができないほか、畜産従事者は農家を訪問することができない。この措置に違反した場合、家畜伝染病予防法により1年以下の懲役や1000万ウォン(約108万円)以下の罰金に処される。

 
農食品部は一般国民には渡り鳥の渡来地への訪問を自制するよう呼びかけている。今回の冬に入り、渡り鳥による7回のAI感染事例が見つかったためだ。今回のスタンドスチール期間には牛・豚運搬車両の移動も制限される。口蹄疫拡散を防ぐために全国畜舎を一斉消毒するためだ。

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