北の韓米演習中止要求に米国は受け入れ不可の意志表明
ⓒ 中央日報日本語版2015.01.14 15:33
北朝鮮が１４日、米国に韓米合同軍事演習の中止を要求したが、米国は受け入れられないとの反応を示した。
北朝鮮のアン・ミョンフン国連次席大使は１３日（現地時間）、ニューヨーク国連本部で記者会見を行い「米国が韓国との合同軍事演習を暫定中断すれば今年中に韓半島（朝鮮半島）の多くのことが解決できる」とし「われわれは米国政府当局者に直接会い、この提案を具体的に説明する用意がある」と明らかにした。
北朝鮮は今月１日、金正恩（キム・ジョンウン）第１書記の新年の挨拶の中でも韓米合同軍事演習の中断を要求していた。また、同９日にも米国政府に提案した内容としながら「韓米連合軍事訓練を臨時中断すれば核実験を臨時に中断することもありうる」と朝鮮中央通信が報じていた。
これに対して米国国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表は同日、米下院外交委員会が開催した説明会に参加した後、記者に対し「日常的で防御的な性格をもつ韓米合同軍事演習を中断すれば核実験を暫定中断するという北朝鮮の提案は理に適っていない」と述べたと、米国自由アジア放送が伝えた。