未来が不安な韓国２０代、「がんばれば生活が良くなる」４３％
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.14 08:47
韓国２０代の４３％だけが「がんばって仕事をすれば生活が良くなる」と考えていることが明らかになった。「富はすべての人に充分な分だけ増える」という質問には２２．１％だけが肯定的に答えた。
ＬＧ経済研究院は世界価値観調査（１９９５～２０１４年）をもとに韓国・米国・中国・日本・ドイツなど５カ国・２０代の価値観を７種類（自律および同調、余暇、富、信頼、グローバル・マインド、男女平等、科学フレンドリー）側面で分析・比較した結果を１３日、明らかにした。
韓国の２０代は「自律」を重視する項目で７４．４％が肯定的に答えた。中国・日本はもちろん、米国（７１．６％）よりも高い水準だ。だが、自律と相反する「同調・順応」を尋ねた質問でも５カ国で最も高い７０．３％が肯定的に答えた。
５カ国のうちグローバル・マインドを指向する傾向が最も強いものの外国人に対しては最も排他的であるという両面性が現れているのも韓国２０代の特徴だった。パク・ジョンヒョン責任研究員は「西洋式“個人主義”と東洋式“集団主義”指向が混在している」と評価した。