ホテル新羅CEO、「習近平改革モデル」中国企業の理事に(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.09 11:02
習近平主席は浙江省党書記時代の2005年に投資誘致のために使節団を率いて韓国を訪れた。当時ホテル新羅に滞在し、サムスン電子水原(スウォン)事業所も訪問した。李社長は延世(ヨンセ)大学児童学科を卒業し、2001年にホテル新羅に企画部部長として入社、経営授業を受けていた。父親である李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長(73)が村田製作所・TDKのような日本企業のオーナーと「李健熙と日本の友人(LJF)」という集いを通じてグローバルな人脈を積み視野を広げたのを見守った李社長は習近平主席一行が昨年ホテル新羅を再び訪れると一行に気を配るなど真心を込めた。「習近平主席の最大恩恵企業はホテル新羅」と言われるほどだった。
李会長の長男である李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長(47)は2013年アジア経済フォーラムである「ボアオフォーラム」理事職に就任し、習近平主席との面談を増やしていった。昨年には自身の母校であるソウル大学で習近平主席が講演をすることになると自ら案内を引き受けもした。