「テロに屈服しない」…米国、映画『ザ・インタビュー』愛国観覧の行列
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.26 08:50
論議の末、クリスマスに公開されたソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)のコメディ映画『ザ・インタビュー』を観覧しようとする米国人の“愛国行列”が続いている。SPEと映画館が「テロに屈服しなかった」として愛国の風を呼び起こす前面に立ち、一部の映画館チェーンはクリスマスを目前にして公開を発表してクリスマスシーズンのチケットが売り切れた。
テロ脅威のためにクリスマス公開をキャンセルして袋叩きにあったSPEは、24日(現地時間)からオフラインでの上映はもちろんオンラインでも全世界に『ザ・インタビュー』を配信すると発表した。SPEのマイケル・リントン最高経営者(CEO)はこの日の声明で「表現の自由を害しようとする集団から攻撃を受けた状況での映画公開は、重要な意味がある」として「できるだけ多くの人々が見るようにデジタル配信を選択した」と発表した。彼は「サイバー犯罪者が私たちを沈黙させることができないことに自負心を感じる」と強調した。これに伴い300カ所余りの米国の映画館に続きグーグル・プレイやYouTube(ユーチューブ)ムービー、マイクロソフトのエックスボックスビデオなどインターネットを通じて、全世界で注文型ビデオ(VOD)でこの映画を観覧できることになった。