パキスタン・タリバン運動、学生・教師１３２人を大虐殺
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.17 08:54
パキスタンのタリバン反乱軍が学生たちを大量虐殺した。パキスタンの武装タリバン反乱軍６人は１６日、パキスタン北西部ペシャワルにある陸軍付設エリート学校の講堂に侵入し、授業中だった学生や教師たちに無差別に銃器を乱射し、少なくとも１３２人が死亡し１００人余りがケガをしたとＣＮＮなど外信が報じた。
パキスタン軍の関係者によると、パキスタン国境守備隊に偽装したタリバン反乱軍が軍部隊に付設している学校に侵入して銃を乱射した。パキスタン軍は８時間にわたる制圧作戦を行い、反乱軍２人を射殺し残り４人は自爆した。
パキスタン・タリバン運動（ＴＴＰ）は「今回の攻撃は北ワジリスタンで行われたタリバン掃討戦への報復」と主張した。パキスタン軍は今年６月、パキスタン・タリバン運動の根拠地である北ワジリスタンでタリバン掃討戦を行い、１１００人余りのＴＴＰ隊員を射殺した。パキスタン・タリバン運動は、今年９月にもペシャワルの教会で自爆テロを起こして子供など８１人を死なせるなど、民間人と軍人を対象にしたテロ攻撃を続けている。