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【コラム】韓国・ASEAN首脳会議とソフトパワー時代

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.09 18:31
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1989年に米国ハーバード大学のジョセフ・ナイ教授は、21世紀は「ソフトパワー」の時代になると展望した。ソフトパワーというのは軍事力や経済的制裁などの「ハードパワー」ではなく文化・芸術などに具現化される力を示す。

11日には釜山(プサン)で、韓国と東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国の首脳が参加する韓国・ASEAN特別首脳会議が開かれる。この会議は1989年の韓国とASEANの対話関係樹立から25周年を記念する場だ。1989年という時間的偶然性とは別に、韓国とASEANが共にしてきた時間はジョセフ・ナイ教授が主張した「ソフトパワー」時代とも流れを共にする。韓流という巨大な力の震源地がまさにASEANだったし、今でもその力を基に、さらに親密な関係になっているためだ。実際にASEANから韓国を訪れた観光客は2010年の100万人から昨年は155万人に毎年増加している。

 
文化産業的な面でもニュース・放送コンテンツの共同制作やプログラム交流などを続けて協力関係を維持している。体育分野もやはり体育指導者養成プログラムを共に進めるなどスポーツ外交力を強化しているところだ。このほかにも文化パートナー事業、アジア優秀芸術人材招請事業、韓国・ASEAN文化芸術フォーラム、ASEAN子供図書館司書招請研修などが推進されている。

ASEANは政治・経済的な面でも韓国にとって重要なパートナーだ。北朝鮮核問題や東海(トンヘ)表記問題など国際社会の支持を勝ち取らなければならない大小のイシューで、ASEANは決して疎かにはできない諸国だ。

今まで私たちは数回の出会いを通じてお互いに一歩一歩近付いてきた。12月11・12日に開かれる特別首脳会議で韓国政府は、韓国とASEANの間の戦略的パートナー関係を信頼と幸福のパートナー関係へとアップグレードする予定だ。共生発展の軸をより一層強固にするのだ。土台は文化になるだろう。文化を土台にしたソフトパワーが光を放つ時、韓国とASEANの関係は、時が流れるほどに一層強まることだろう。

キム・ヒボム文化体育観光部第1次官

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