「総選挙後、規制改革を加速」…安倍首相、再び意気込む「3本目の矢」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.08 08:44
円が1ドル=121円ラインまで落ちた。先週末(5日)、英国ロンドン外国為替市場で円は1ドル=121.46円で取り引きを終えた。2007年7月以来4年余りで最も低い水準だ。今月に入り日本円はドルに比べて2.52%円安になった。国際原油価格の急落で為替危機の可能性まで見えるロシアのルーブル(2.35%)よりもさらに下がった。ブルームバーグ通信は「日本円が急落したために、副作用を憂慮する声が日本銀行(BOJ)通貨政策委員の間でも出てきた」と7日伝えた。
実は1ドル=120円ラインは安倍晋三首相の経済ブレーンが内心ねらっていた目標為替レートだ。円安の目標がひとまず達成されたことになる。だが日本経済は再び停滞に陥った。アベノミクスの推進力がすっかりなくなるようだった。安倍首相が勝負の賭けに出た。下院である衆議院を解散した。今月14日に総選挙の投開票が予定されている。ロイター通信などは「自民党支持率が高く、安倍勝利の可能性が大きい」と伝えた。