朴政権の秘密主義が招いた秘線葛藤説(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.02 16:27
セヌリ党内では「チョン・ユンフェ文書」波紋の背景に、チョン氏と朴志晩(パク・ジマン)EG会長側の葛藤を挙げる人が多い。“秘線”同士の水面下の暗闘が水面上に浮上したということだ。
チョン・ユンフェ氏はかつて朴槿恵(パク・クネ)大統領の最側近だった。朴志晩会長は朴大統領の弟だ。ともに最高権力と私的な縁があるが、いかなる公式的な地位はなく、メディアに動きに表れないという共通点がある。「秘線シナリオ」を書くうえで最も適した条件だ。このため、現政権の発足後、権力の周辺で予期せぬ状況が生じると、2人と関連づけた解釈が何度か出てきたりした。