9月は20人、10月は10人…「張成沢残党」を公開銃殺(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.01 09:48
5月に平壌(ピョンヤン)中心街の23階建て新築マンションが崩壊し、数百人の入居者が死亡する惨事が発生した。マンションは韓国の警察に該当する人民保安部が建設したものだ。報告を受けた金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は「張成沢(チャン・ソンテク)の根が残っているため」と言って激怒した。昨年12月に処刑された張成沢前国防委員会副委員長が保安部など公安機関を総括した点を指摘したのだ。
工事の責任を担う保安部傘下の建設7総局の幹部20人は銃殺されたり地方に追放された。金正恩が幼い頃にバスケットのコーチ役をした崔富日(チェ・ブイル)保安部長は7月、大将から上将に降格した後、公開的な席から姿を消した。保安部の兵力である内務軍の政治局長カン・ピルフンも上将から大佐へと3階級降格した。