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【コラム】キム運転手様へ=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.24 16:55
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全国の30万人のタクシー運転手さん、今日もおかげで無事出勤できた平凡な市民です。比較的安いタクシー料金のおかげで運転免許証は、ずいぶん前から非常用の身分証に転落しました。ところで、タクシーに乗れば体は楽でも、心が不便です。

日本のタクシーのように高い料金のために気をもんだり、ニューヨークのタクシーのようにテロ防止のガラス窓のために息苦しい気持ちになる理由もないのにです。

 
なぜでしょうか。

不確実性という要素が大きいようです。料金は同一でも、どの運転手さんに会うかが幸・不幸です。「タクシーを走らせて3人の子供を大学まで行かせた」というベテランさんもいますが、「生活のために仕方なくやっている」として堂々と「道をちょっと教えてほしい」という方も多いようです。ラジオのボリュームを少し低くしてくれと言えば、むっつりした表情で消してしまってきまり悪い沈黙が車内を満たします。そうすると左の後部座席まで開いている窓を閉じてほしいということなど考えもできないでしょう。ソウル都心の「レーサー型」運転手さんたちはまた、どうでしょうか。前を遮る車があれば追い抜いて、走行中なのに顔を回して相手のドライバーをにらみつける神技も発揮します。最悪のシナリオは、上のすべての条件を備えた方が秋の政界再編の方向性についての質問を投げかけてくることです。

外国人は韓国タクシーについてどのように感じているのでしょうか。ソウルに4年間暮らして最近帰国した欧州の外交官は「韓国のタクシーだけは恋しくない」としながら、猛スピード・乗車拒否を不便な点に選びました。ソウルに住んで6年目の米国人は「親切な運転手は過度に親切で負担を感じ、不親切な運転手には語気を強めることになる」として「両極端なのが韓国社会に似ている」と寸評したのです。料金を支払って乗る乗客なのに、当然のサービスを受けられないというのが大半の意見でした。

運転手さんも迷惑乗客のせいで苦労もしているでしょう。今月初めタクシー組合でタクシー内の器物破損などに対する罰金を20万ウォン(約2万円)に規定したことをめぐって議論も熱いようです。「迷惑乗客もいるが迷惑運転手はどうするのか」という話もインターネットで飛び交います。結局、運転手も乗客も不幸なようですね。小説家キム・ヨンハは、韓国のタクシーについて「天国と地獄の間の煉獄のようだ」と例えたりもしました。料金が安いとサービスの質は低く、乗客は質の低いサービスに対して高い料金を支払う必要性を感じられない悪循環です。

それでも変わらないものが1つ。私どもは、やはり運転手さんなしには暮らしていけないというものです。お互いを乗客として、プロとして尊重すれば天国にさらに近づくのではないでしょうか。私もこれからは「おじさん」の代わりに「運転手さん」という呼称を使います。それでは今日も無事に、よろしくお願いします。

チョン・スジン政治国際部門記者

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